中村 太地(なかむら だいち)
ヴァイオリニスト
3歳でヴァイオリンを始める。福岡県立小倉高等学校卒業後ウィーンへ渡り、ウィーン国立音楽大学でM.フリッシェンシュラーガーに師事。さらにベルギーのエリザベート王妃音楽大学でA.デュメイに師事する。
2004年若い音楽家ためのチャイコフスキー国際音楽コンクール、12年ハチャトゥリアン国際音楽コンクール、14年クライスラー国際コンクール、16年ロドルフォ・リピツァー国際コンクールなど、権威ある国際コンクールで多数入賞及び特別賞受賞。
2017年、第24回ブラームス国際コンクールで日本人初の優勝を果たす。 20歳の時にソフィアフィルハーモニー管弦楽団との共演でヨーロッパ・デビュー。以来、ヨーロッパと日本を中心に演奏活動を行い、これまでに九州交響楽団、セントラル愛知交響楽団、名古屋フィ ルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、サンクトペテルブルク交響楽団、クラーゲンフルトフィルハーモニー管弦楽団、ソフィアフィルハーモニー管弦楽団、 ルヴィウフィルハーモニー管弦楽団などのオーケストラと共演。また、サントリーホー ル、ザ・シンフォニーホール、響ホールをはじめとするホールでリサイタルを行っている。
2019年ビクターエンタテイメントよりデビューアルバム「ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集」(ピアノ:江口玲)をリリース。2021年より北九州市文化大使に就任。使用楽器は1738年製グァルネリ・デル・ジェス“ソフィー・ハース”(北山コーポレーショ ン・北山英樹氏より貸与)。